米国の異常なバブルとトランプ関税とリセッションについて

エッセイ

友好国や企業からの強奪を繰り返すトランプ大統領

どうも皆さんこんにちはさとまた48です。

今回は米国の経済と今後の動きに関して考察します。

まず、noteでまとめたトランプ大統領の近日の強奪行為について興味ある人は見てください

トランプ大統領は現在、トランプ関税によって

・米国民のお金

・同盟国のお金

・米国企業のお金

を違法に強奪しています。

雇用統計の大幅な修正

米国の雇用統計は8月に大幅な下方修正がされました。

25万人規模の修正です。

また、これはトランプ関税が始まった時期とも一致しています。

この数値が正しいかもわからないカオスな状態ですが、ここまでの大幅な修正はコロナでの混乱期を除けば史上初です。

好調な米国株

上記の雇用統計の下方修正があっても株価は堅調で、過去最高値を更新するような強い上昇になりました。

狂っていく私の相場観と現在の相場について

まず、私はここ最近の相場観は全く当たらなくなっています。

2025年の7月はトランプ関税の発動期限だったので、米国株は下落すると予想していましたが、普通に上昇。

8月は夏枯れと上記の雇用統計の修正があったので、最大で10パーセントの下落があると思ったら1日で回復

これらを見て私は確信した事があります。

米国株はバブルである

そもそもバフェット指数等、様々な株のバブルを図る指数でも米国株は異常な強気に入っている事が示唆されています。

2024年くらいからずっと割高が続いています。

そして、イスラエルとイランの戦争に対してのマーケットの反応と今回の雇用統計の修正への反応を見て確信しました。

米国株は異常なレベルのバブルである

当然ですがFRBの利下げ等プラスの材料があるから株が上がるというのは理解できますがそれにしても異常です。

全ての不安要素を無視して株が異常に上がっています。

私は相場を長くみているのでマーケットへのサプライズがどのくらいの値動きを起こすのかが体感的に身体に身についています。

特に昔は短期売買で行っていたので雇用統計の修正等も理解をしているつもりです。

それを踏まえて明らかに下落要因や1か月くらい調整があってもおかしくない局面でも異常に上昇をしています。

また、トランプ関税も発動されています。これからは米国の指標が悪化するのも明らかなわけです。

これらは相場が強気になっている証明だと思いますが、それがリスクとリターンを見た時に理にかなっていないのでバブルと定義をしています。

バブルはいつ終わるのか

これだけは本当にわかりません。

2025年の12月にS&Pが過去最高値になっている可能性もあると思います。

ただし、次に来るリセッションはかなり激しいものになると思います。

バブルはその規模が大きいほどダメージが大きくなります。

私はS&P500はトランプ関税が発動した際の4800のポイントをブレイクして下回ると考えています。

だだしいつ来るかは本当にわかりません。

AIバブルの循環取引が崩壊したタイミングか

米国の経済指標が悪化が数か月続いたタイミングかは本当にわかりません。

下手したら一回も下落せずに上がっていく可能性すらあります。

ただ、私個人の意見としては絶対にこのバブルは崩壊すると思っています。

トランプ関税の壊滅的な経済への影響

noteでも記載しましたが、トランプ政権は米国の経済に壊滅的なダメージを数年間にわたって与え続けると考えています。

まず事実のみを列挙していきます。

・トランプ関税は最終的に米国民の購入する商品の価格に上乗せされる

・日本の消費税10パーセント並みの負担になる(平均関税率から最低限の負担)

・米国の企業は関税の影響が明らかになるまで雇用を創造できない

・米国の消費は回るお金が少なくなるので経済は悪化する

・米国への輸出が減り、ドルベースで無い経済圏が台頭する(既にしている)

上記のような事は必ず起こる事です。

よって米国の経済はトランプ関税が導入されて米国民に負担がいくので経済は必ず悪化します。

数値では測れない信用失墜

また、今回の日本との奴隷のような交渉でわかると思います。

・米国は一方的に決めた15%の関税を日本の合意を得ずに発動

・日本は80兆円投資をして9割の利益を米国が持っていくという契約

・トランプ大統領は米国民へ「ボーナスを貰った」等の言動で自身の成果を誇示

上記のような状態を仮想敵国に行って成果を強調するのはわかりますが、トランプ大統領が交渉して上記のような相手国への負担を負わせているのは

米国の友好国、同盟国です。

欧州はNATO、日本は日米安保条約によって第二次世界大戦後に長く世界秩序を守り平和に協力してきた同盟国です。

これは個人で例えるなら、金が無い親戚から数千万を奪ってそれを自分の身内に自慢しているようなものです。

100%反感を買いますし、米国の信頼を失墜する歴史的な出来事と言っても過言ではありません。

崩壊する米国の最後の絶頂期

今の株価の好調を評価するなら

崩壊する米国の最後の絶頂期

と言っても良いと思います。

各国のタカ派が政治的に台頭すれば米国にも悪影響があるのは必須です。

我々は100年前を奇妙になぞっている

パンデミック 1920年のスペイン風邪 2020年のコロナ

第一次世界大戦 1918年 2022年 ロシアウクライナ戦争による経済的な大打撃

異常なバブル 1920年~1929年 2022年~現在も継続中

米国株の崩壊と世界恐慌 1929年のウォール街の崩壊 これから

ブロック経済 1930年~ トランプ関税によるグローバル経済の終焉前

ファシズムの台頭 1930年~ 各国の右翼、タカ派の台頭

第二次世界大戦 1939

100年前の歴史と現在は非常に似ているなと思っています。

戦争は起きないに越したことはないですが、これから狂喜乱舞の時代に入ると思います。

米国のバブルが続くとき

私の今回のコンテンツは米国株がここ数年で破綻するという前提で書いています。

私自身、現在は現金比率を増やしています。

これがいつ終わるのかは本当にわかりませんが、この上昇が続く限り機会損失があっても絶対に株への投資に全ぶりはできません。

仮想通貨や不動産やゴールドもガンガン上がってしまっているので何にも投資が出来ない状態です。

ある程度普通の状態に戻って欲しいものです。

この答え合わせは来年の今頃になればわかるでしょう。

では、また。

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