挨拶
1ドル130円でオルカン全滅。どうもさとまた48です。本日は1ドルが130円になるかもなーと思ったのでちょっとその考察を共有していきたいと思います。
また、私はプロのアナリストでは無いので予想には注意が必要です。
では早速いきましょー!
ドル円の結論と予想
まず、結論からいかせて頂きます。
ドル円は2025年中に140円を割り込み、2026年、2027年は130円代まで推移する。
が私の今回の予想です。
これを理解するために現在のドル円の状況と、ドル安になった理由を共有した上で今後どうなるのかを予想したいと思います。
2025年3月のドル円
2025年3月のドル円は148円付近をうろついています。

2025年1月~3月は円高に偏っている状況です。
なぜ2021年からアホみたいな円安になったのか
まず簡単にここ数年の円安の状態を整理します。
2022年あたりから1ドル114円あたりをうろついていたドル円のレートが一気に150円まで円安になりました。
2023年は1ドル130円にタッチした後に1ドル150円を突破しました。
2024年は1ドル160円突破しました。

上記のはそれらの値動きを簡単にまとめたチャートです。
これは日本の歴史上でもまれにみる円安です。

引用 https://ecodb.net/exec/trans_exchange.php?b=JPY&c1=USD&e&s=&ym=Y
プラザ合意成立後の1985年以降の値上がりでみると、1990年以降過去最高の円安です。
歴史的な瞬間と言っても良いと思います。
なぜ円安になったのか
大前提として、相場の動きに対する理由は後付けです。
全て結果論で語っていてこれからの未来を予想するものとは関係が無いという事です。
まず、2022年から2024年に1ドル110円→1ドル150円程度まで円安が進行した理由ですが
・コロナによる前代未聞の世界中で起きた金融緩和
世界的な金融緩和でインフレが加速。相対的に円の価値が下落し、円安に繋がりました。
・アメリカのドルの利上げと日本の低金利
アメリカの利上げと日本の低金利政策により金利差が拡大。円安ドル高が進行しました。
・キャリートレード
金利差を利用したキャリートレードが活発化。円売りドル買いが円安を加速させました。
・資源価格の高騰
資源価格の高騰で日本の貿易赤字が拡大。円売り要因となり円安を加速させました。
私が知らない情報や別の情報もあると思いますがこれらの4つが主要因と言えるでしょう。
私が投資を始めた理由
ちなみにですが、私が投資を再度始めたのは上記の円安が取り返しがつかない事態になる可能性があったからです。
正直1ドル200円まで円安が進行するとメインのビジネスにも致命的な影響があります。

私は会社に運転資金を1億以上置いています。
海外との取引は無いですが、AWSをはじめとした海外企業のサービスを普通に利用しております。
なので、円安ドル高になると単純に純利益が減ります。
また、運転資金の価値が単純に1ドル100円の時と200円の時を比べると2分の1になります。
5000万円になっちゃいますね。
これは、会社の経営にも深刻なダメージを与えます。
経営者は自分のビジネスだけに集中をするべきであるというのは当然ですが、この円安はそれくらい衝撃的な値段でした。
正直私以外にも危機感を持った経営者は多いと思います。
今後は円高になったとしても、またこの円安がきても耐えられるような資産管理をしないといけないと強く思いました。
なぜ、円高になるのか
上記のような危機感から2年後に資産運用会社を作ろうかなーと思い、現在はちょくちょくテスト的な運用も含めてこのブログでもFIREチャレンジをしています。
では、なぜ円高になると思ったのかを予想していこうと思います。
株高の一時的な停止
ここ数か月で株や仮想通貨の高値更新がストップしています。


これらは一時的な調整の部分もありますが、今回の米国株の2022年からの株高は、企業の成長も要因の一つですが、主な要因はコロナ禍における大規模な金融緩和だと考えています。各国中央銀行は、経済への影響を緩和するために量的緩和などの金融緩和策を実施し、市場に大量の資金を供給しました。
この金融緩和によって、需要が刺激され、世界的なインフレが引き起こされました。インフレは、名目上の株価を押し上げる要因の一つとなります。
現在、各国中央銀行はインフレを抑制するために利上げを行っており、これは金融引き締めとなり、市場から資金を吸収し、株価の調整圧力となるでしょう。
利上げは一般的にドル高要因となりますが、リセッションなどのリスクオフの局面では、安全資産としてドルや円が買われる傾向があります。そのため、リセッションが起こる可能性も考慮すると、一時的にドルや円が株に対して高い価値を持つ状況も考えられます。
これは、単にドル円レートの変動だけでなく、ドルや円それぞれの実質的な価値、つまり購買力についても言及しています。
なので、株価の最高値の更新が止まるというのは非常に重要な円高要因という事です。
株と景気後退による利下げ
上記の内容に連動して、株価が下がると景気後退が予想されます。
景気が後退するとドルは利下げを行います。
景気後退で金利を下げると、お金を借りやすく、企業や個人の投資や消費が増え、景気回復を助けるためです。
ドルの利下げが始まれば当然ですが、円との金利差が少なくなります。
要するにドルで資産を持つ理由が無くなるので、円が買われます。
なので円高になるという話しです。
トランプ大統領の関税
上記の話しはアメリカの景気後退が円高に重要であるという話しです。
つまりアメリカの景気がこのままイケイケで最高値の更新が繰り返されると逆のシナリオになるわけですが、トランプ大統領の関税が発動されれば景気は後退します。

引用 https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2025/03/540092.php#google_vignette
トランプ大統領の関税に関しては多くのアナリストや経済学者が米国の経済にマイナスの影響を及ぼす旨を警告しています。
私の大好きな投資信託のブラックロックも関税に反対するプレスリリースを出していました。※もう消されてました・・・
そして、トランプ大統領の関税が発動する予兆や言動があると株価が下落しています。
今回の下落もカナダとメキシコへの関税が原因です。
トランプ大統領の関税は景気を後退させるので、株価が落ちる
なので、円が高くなるというシナリオです。
そして、トランプ大統領が何をどうするかはまるでわかりませんがアメリカファーストと世界経済の発展は全く持って違うものです。
アメリカは世界最大の消費大国であり、貿易赤字が大きい国です。

引用 https://ecodb.net/ranking/tt_mbalance.html
ちなみにですが、貿易黒字は中国が1番です。

世界の貿易赤字最大のアメリカが関税をかけるという事の意味は物凄く世界経済にとっては大きいです。
それだけ、儲かっている他の国にも影響が出ます。
なので、世界経済は間税で景気後退するという事です。
まとめ
・S&P500の過去最高値の更新が1か月程度止まっている
・景気後退すると円は高くなる
・株高が止まった原因はトランプ大統領の関税が原因であり間税が実行されると円は高くなる
よって円高になるという予想です。
1ドル180円シナリオ
私はトランプ大統領が当選するまではこのままアメリカの景気が良くなり、インフレが進み180円になるシナリオを立てていました。
なので、150円からでも投資をしないと上記でも記載したような1ドル200円になり壊滅的な被害を受ける可能性があった状態というのも考えていたわけです。
ちなみにですが、これは今も私の中ではシナリオとしては存在しています。
この記事書いてからドル160円をもう一度踏んだら私はこの130円のシナリオを考え直して投資をする事になるでしょう。
私は
・米国株の大規模なリセッション
・仮想通貨の本格的な崩壊(1ビットコイン2万ドル)
・大幅な円安(1ドル200円)
・大幅な円高(1ドル130円)
あたりをリスクに入れています。
なので、米国株のETFは現在止めている状態です。
積み立てだけは月数万していますが、ETFの積極的な購入は2月から控えています。
2025年は類を見ないくらい大荒れする相場かなーと感じます。
理由は簡単でトランプ大統領が起こす行動が本当に意味不明だからですね。
ちなみにですが、私はトランプ大統領はかなり指示しています。
結構、合理的な部分が多く感情的な取引をしないので経営者として尊敬しています。
投資を楽しもう
私は上記のリスクは承知していますが、10年後には
・仮想通貨の過去最高値更新(ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、トランプコイン、sui、ADAあたりはほぼ確実かなと)
・米国株インデックスの最高値更新
・オルカンの評価額の最高値更新
はほぼ100%来ると思っています。
そして、一度購入した銘柄はどんなに損失が出ても売却するつもりはありません。

上記のはデイトレですが、一度こういった経験をしてしまうとこの瞬間が来る時の喜びを体が覚えています。
自分の読みが当たって利益得るときってビジネスでも投資でも最高なんですよね。
その瞬間に向かって皆さんも良い投資ライフを!
では、また
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