トランプ関税の暴落と今後の投資について

投資コラム

挨拶

暴落が直撃してNISAの積み立て損切り

どうもさとまた48です。

この記事は2025年4月9日に書いていますが、現在の相場は大変な事が起こっています。

トランプ関税発動

発端は4月3日か4日あたり、アメリカ大統領のドナルドトランプ氏が謎のボードを持ってホワイトハウスで記者会見を行いました。

このボードには各国への大幅な関税強化が書かれていました。

4月9日と絶妙な日程で関税を発動するとトランプ大統領が演説を行いました。

ちなみにちょっとツボだったのが、「日本、日本は手強い相手だ、関税を24%にする」という演説の部分が面白かったです。

なんやねん、手強い相手って笑

株も仮想通貨も世界恐慌並みの暴落

このボードを見た全ての人がパニックに陥りました。

今の世界が崩壊する!と

そして4月4日あたりからこのコンテンツを作成している4月9日まで史上まれにみる暴落とパニックが続いています。

S&P500は6500あたりから4800辺りまで暴落

アメリカの「タフな相手」の日本の株式指数の日経平均は40000付近から31000あたりまでの暴落

ビットコインさんも8万ドルを割って7万ドルへ急落

恐怖指数はコロナ並みの50を超えています。

私の被害

ちなみに私もばっちり被害を受けております。

オルカンとS&P500とビットコイン、ソラナ、トランプコイン等の金融資産に投資をしていたので、ちゃんと2割くらい損失をくらいました。

あの1枚のボードと1人の演説でここまで混乱するとは・・・

多分トランプ大統領は1人で株価を落とした史上初の人物なのではないでしょうか

コロナやウクライナ戦争、東日本大震災、リーマンショックは社会的な出来事で暴落しましたが、トランプさんのようにたった1人でこの暴落を引き起こしたのは史上初ではないでしょうか。

ただ、私は過去に3つのシナリオがあると考えていました。

下記の記事でも書いています

・米国株の破滅的な暴落

・ドル円150円→130円の暴落

・ビットコイン、仮想通貨の破滅的な暴落

この3つはほぼ確実に来ると思っています。

なので、そこまで資本を突っ込んでいません。

ちなみに今回のトランプ大統領の暴落はリセッションではありません。

もっと破滅的かつ壊滅的な暴落がかならず来ると思っています。

なので、突っ込んだ数十万は被害にあいましたが、それほどでもなかったです。

ちょっとタイミング的に最悪なのが、投資信託をETFに全て変える為に売却していたのですがそれがちょうどこの暴落を食らってしまった事ですね。

積み立てより良いETFをいくつか見つけたのでそちらに資金を移す途中でこの暴落を食らいました。

取引履歴だけみると暴落で慌てて損切りした人みたいに見えてしまいます笑

その日中にETFに資金は移しているので大丈夫だとは思いますが・・・

元々株は狂ったように上がっていた

そもそもですが、アメリカも日本もここ数年株は狂ったように上がっていました。

上記の画像はS&P500の月足です。2019年に2500辺りで購入できたインデックスは2024年には6000まで値上がりしています。

S%P500の平均の成長率はここ数年過去の成長率と比べても明らかに異常でした。

なので、いつかリセッションが来るのは誰から見ても明らかでした。

トランプの関税はあくまできっかけに過ぎないと思っています。

これは日経平均も明らかに同じ傾向です。

人口が数倍になっていないのに、成長率だけが乖離していた状態でした。

また、S&P500の株価は、2024年時点で過去と比べて明らかに高い水準にあります。
代表的な指標であるPER(株価収益率)は、過去の平均がおよそ15〜17倍だったのに対し、2024年は20〜22倍となっており、株価が利益に対して割高になっていることがわかります。

トランプ関税は落ちるきっかけに過ぎない

トランプ関税が原因でと言われていますが、この過剰な暴落はきっかけに過ぎません。

トランプ大統領が関税を打ち出さなくても絶対に何かのちょっとしたきっかけで暴落は起きていたと思います。

問題は、この暴落で2024年から投資を始めていた人が損害を被ってしまった事ですね。

NISA等でも米国株は人気の積み立て対象でしたし、オルカンでも6割は米国株なのでほぼ全ての人が損をしたと思います。

金融商品の暴騰と暴落の仕組み

上記の画像にまとめましたが、金融商品の暴騰、バブル形成と暴落は既に何十回も繰り返されています。

金融商品の上昇相場は、価格がどんどん最高値を更新していきます。

そしてその上昇には、レバレッジや信用取引のような存在しないお金もどんどんと組み込まれていきます。

そして、そういったお金も含まれた時価総額になる為、現実の価値との乖離が生じます。

これが天井期間に当たります。天井期間では価格が高騰している為、需要と供給の関係で値上がりが鈍化します。

ビットコインの10万ドルあたりがわかりやすかったですね。

そして、過去最高値を一定期間更新しないと、損切りや利益確定が始まります。

そうすると価格が暴落をしていきます。そして価格が暴落をすると、レバレッジや信用取引を天井でかけていた投資家が追証や資金のショートで強制退場を食らいます。

そしてさらに売られて暴落します。

全ての金融商品はずっとこれを繰り返しています。

今回の例でいうと、2022年から2024年後半のトランプ大統領就任までが上昇相場、トランプ大統領就任後の1月から4月までが天井相場、そして4月からの現在が下落相場という事になります。

NISA損切ガチ勢

引用 https://x.com/lazy_neet_pig/status/1909598444567904663

上記の画像以外でも今後データで出てくると思いますが、NISAで積み立てをしている人も多くの人が積み立てを止めたり、損切りをしているのではないでしょうか。

多分投資初心者の人は自分の資産が30%減るとかの体験自体が初めてなので仕方ない部分もあります。

私自身もトレードしていた時に資産がー30万やー100万になった時が何度もありました。

この画像の頃ですね。

勝つ時は1日最高200万、負けるときは30万、50万みたいな経験を過去に何回もしています。

なので、資産が半分になろうと0になろうと対して慌てる事は無いですが新しく始めた人は泡を吹いて失神しているのではないでしょうか。

さらにこういった暴落時は

・日経平均は3000円になる

・グローバル経済崩壊で株は紙切れになる

のような暴落理論が大量にSNSに出回ります。

金融商品の大原則

株は過去数百年の歴史からわかるたった1つの真実があります。

・経済は常に成長して株は常に過去最高値を超えていく

という事です。

ニュースで投資会社に大量の電話がきてパニックになっている様子が良くニュースになりますが、パニックになっても本当に意味がありません。

上記の原則を信じるしかないのです。

2008年のリーマンショック、コロナショック、トランプ大統領の関税のショック

のような事は今後も必ず起こりますが、人間に儲けたいという欲望がある限り経済は常に成長をし続けます。

そして上記でも説明したような値上がり、天井、値下がりのサイクルもまた人間に儲けたいという欲望がある限り続きます。

これらを理解して投資を行わないと常に搾取される側に回るだけです。

暴落が終わったら購入すればよいという考えもわかりますが、一定数を積み上げていく方法が最善です。

もしよかったら過去に書いた投資法を参照してください。

5年後に投資をしろ

目の前の暴落に踊らされず、相場の特性を理解して自分の目標値まで積み上げるのが投資における最適な行動です。

これ以上でも以下でもありません。

また、レバレッジや信用取引だと損失を強制的に確定されますがそのような事が無い現物投資に関しては損切はマジで無意味だと思っています。

自分の信じた金融商品が過去最高値を更新するまで待ちましょう。

では、また!

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